なりたち(原文) 人にやさしくあれ

幸福とは何か

幸福とは何か。

それは、お金を手にすることでも、健康を維持することでも、恋人をつくることでもない。

ましてや、美味しいものを食べることでも、好きなものを自由に買うことでも、旅行をすることでもない。

そうした、地上の出来事に「本当の幸福」はない。

地上を離れた世界は、心の世界であり、心の喜びこそ「本当の幸福」である。

あるときは地上の出来事が、心の幸福をもたらすことがあるかもしれない。

しかし、自分に嘘をついてはいけない。

心の幸福とは、真の感謝を伴うものである。

真の感謝とは、報恩の行動が伴うものである。

かくして、幸福とは、心の喜びであり、真の感謝を伴い、報恩の行動となり、その行動は、新たな幸福をもたらし、善の循環が確立するのだ。

このサイクルをつくるには、「心の喜び」「真の感謝」「報恩の行動」のどこから実践すればよいのか。

それは「報恩の行動」である。

まずは理由はいらない。

とにかく「行動」するのだ。

人に、やさしくありなさい

親切になりなさい。

他の人を優先し、他の人の心を喜ばせるのです。

他の人を拒否、否定しないこと。

他の人を受け入れること。

他の人を理解しようと努力すること。

他の人を幸福に導く言葉をかけること。

他の人を許し、変わる時間を贈ること。

この行動が、「心の喜び」を産み、それは「真の感謝」となって、新たな「報恩の行動」をせずにはいられなくなるのです。

あなたの人生に「真なる感謝」はあったか。

「感謝はしている」

そんな言葉が出るようでは、それは「感謝」ではない。

「感謝」とは、心の底から溢れ出てくるものである。

それは「行動」を必ず伴う。

動かなくてはいられなくなるのだ。

正直であれば、すべては己が教えてくれる

真実は、いつも己が一番よく知っている。

あなた自身が、その悩みの理由も、解決方法も知っているのです。

辛くても、自分に「嘘」をつくのはやめなさい。

ごまかすのもやめなさい。

地上の出来事に振り回されてはなりません。

ただ、シンプルに、「私はどうするべきなのか」を己の心に問うのです。

すべては流動するエネルギー

小さなことで、一喜一憂するのはやめなさい。

地上の出来事など取るに足らぬことです。

目先の苦しみや、目先の利益に惑わされるな。

あなた自身が、きちんと目標を定め、自分の良心に正直に行動していれば、必ず幸福へと進んでいる。

そこに不幸があろうとも、そこに幸福とみえし誘惑があろうとも、己の信念を曲げてはいけない。

たんたんと歩め。

すべては流動するエネルギーであり、その流れに逆らうことは、無駄ではある。

その無駄をあえて経験することもよかろう。

ただ、そこから抜け出したければ簡単なことである。

「行先は幸福である」と知ること。

途中下車して無駄を楽しむのは構わない。

ただ、行き先が不幸だと思ってはならない。

あなたが乗っている列車は、「幸福行き」である。

それは間違いのないことだ。

必ずうまくいくことが約束されているのだ。

にもかかわらず、目先の誘惑にかられて途中下車をし、自分の未来には不幸しかないと思ってはならない。

自分の乗り込んだ列車が「本当に幸福へたどり着くのか?」と疑う必要もない。

「幸福行き」の乗車券は、良心に正直に「やさしくあること」「法則を知ること」「日々、軌道を修正すること」「たくさんの人の心を喜ばせること」を実践すること。

不幸である人は、自分の乗っている列車が「幸福行き」であることを忘れ、途中下車して次の列車に乗ろうとしない人である。

その列車に乗りさえすれば、幸福が約束されているのに、「行先は不幸なんだ」と頑なに悲観し、自ら不幸を選んでいるのだ。

あなたが思うほど、地上の人生は複雑ではない。

幸福行きの列車に乗っていることを忘れるな。

ただ、人にやさしくありなさい。

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