生きがいって何だ? 生きがいの引き寄せ方

お年寄りに接していると、生きがいを失っていらっしゃる方に出会うことも少なくありません。

若い方と話す機会があっても、同じように「天職」や「生きがい」を求めていることが多いように感じます。

「何をやっていても、満足できない」

「とくに不満はないのに夜が眠れない」

「日常生活が、自分がするべきこととは違う気がして」

こうしたことで悩んでいる人はたくさんいると思います。

「生きがい」というものは、どうすれば得ることができるのでしょうか。

実は、生きがいとはなにか大きなことを成し遂げることではなく、毎日の退屈な日常にこそ潜んでいるものだったのです。

なぜなら、日常生活の積み重ねが人生だからです。

当然のことですが、人生が80年であっても90年であっても、1日1日の積み重ねであることには変わりはありません。

生きがいのある人生をおくるには、1日1日を大切に生きることが重要なのです。

ここでは、日常生活をどういう風にとらえれば「生きがい」のある人生となるかを聞いていきましょう。

人の役に立ちたいという団塊世代の主婦

たなは
ご主人に不満のある主婦の方はたくさんいらっしゃいます。そうした方にどういう言葉をかければ幸せになっていただけるでしょうか。
あめのもりみたま
どういう不満ですか?
たなは
家のことを何も手伝ってくれないというのが多いです。そのせいで、自分のしたいことができずに生きがいを得られないというのが不満なようでした。とくに、ボランティア活動などで外で人の役に立ちたいという方もいらっしゃいますが、ご主人の世話や親の介護で自由にできないということのようです。
あめのもりみたま
おもしろい話ですね。
たなは
おもしろいですか? ほかにも、子どもがいるから自由な時間が取れずに不幸だという若いお母さんもいます。それ以外にも、生活のために仕事をしているが、自分の本当にしたいことではないという人はたくさんいると思います。
あめのもりみたま
そうでしょうね。
たなは
こうした方は、どうすれば生きがいを持って生活できるでしょうか。

方法は2つある

あめのもりみたま
ボランティアがしたいとか、したい仕事がはっきりしているのであれば、方法は2つありますよ。
たなは
2つもあるんですね!
あめのもりみたま
できるかできないかは別ですw
たなは
どんなことでしょうか。
あめのもりみたま
1つ目は、思い切ってしたいことをすることです。両親の介護やご主人の世話、子どもの面倒、生活のための仕事といっていますが、それを「しないことの言い訳」にしていることもあります。本当にしたいことがはっきりしているなら、思い切ってはじめて見るのが一番だと思います。そうすることで、協力してくれる人が現れてくるからです。
たなは
なるほど。でも、かなり勇気がいりますね。
あめのもりみたま
何とかなるものですよ。
たなは
もう一つの方法は何ですか?
あめのもりみたま
もう一つは、日常生活にこそ「生きがい」があることに気づくことです。ボランティアをしたいなら、両親の介護やご主人の世話をボランティアと思って取り組むことです。ボランティアをするときに、「私があなたのために頑張ってるんだから、あなたも少しくらい手伝いなさいよ!」なんていいませんよね。そうです。家庭や日常生活を輝かすことからすべてが始まるのです。子どもの世話や生活のための仕事に真剣に取り組むことで、そこから道が拓けてくるものです。

むかし飼っていた犬の話

たなは
今の話を聞いて、むかし飼っていた犬の話を思い出しました。自分の中で大きな出来事なので、いろいろなところで話してるんです。
あめのもりみたま
ここのブログにも一度書いてましたね。
たなは
そうでしたっけ? 散歩させるのが面倒で、決まった道をさっさと歩かせていたんです。ときには無理矢理引っ張ったりしながら。とにかく、まったくいうこと聞かない犬だったんですが、自由に散歩させてやることで、ものすごく言うことを聞く犬になったという話です。なんというか、反対のことをすると望む結果が出てくるという法則のようなものがあるんですかね?
あめのもりみたま
そういう法則ではなくて、自分が本当に求めているものは、意外と目の前にあるということです。

たなは
なるほど~

あめのもりみたま
生きがいがわからずに、いろいろ探すよりも、目の前にいる人を幸せにすること。これがきちんとできたときに、それが生きがいとなりますし、もっと大きな道が拓けてくるのです。ですから、両親の介護でも、旦那さんのお世話でも、子育てでも、生活のための仕事でも、目の前の人を幸せにしようと取り組む中に、生きがいを見出し、また、次のステージへの道が拓けてくるのです。

与えられたことを全力で取り組むこと

あめのもりみたま
仕事であれば、不本意なこともたくさんあるでしょう。自分にあっていないと思うことも多いと思います。それでも、誠心誠意取り組んでいくなかに、天職への道が拓けてくるのです。子育てもそうです。どうしてうちの子はこんなに落ち着きがないの? 私の時間を頂戴! と思うでしょう。でも、この子が大きくなるまではとあきらめて、子ども中心に生活を変えると、自分の時間が持てるようになってくるのです。介護でも、なんでも同じことです。目の前の人を幸せにしようという気持ち、日常生活を楽しもうという気持ち、そうした明るい心が、生きがいや天職をもたらしてくれるんです。

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